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トルコ旅行記2000年〈6〉

<カッパドキア奇岩と教会群めぐり>
さて、カッパドキア到着2日目。
今日はいよいよカッパドキアの奇岩地帯をまわります。
tour38.jpg
↑デレベント・バレーのラクダ岩
本日のスタートは9時ピックアップ。
昨日、ホテルまで送ってくれたツアー会社のデルベシュ君と日本語ガイドのセルマンくんが、昨日のちょっとぼろい車で現れました。
カッパドキアでは、日本語ガイドが少ないため、現地の英語ツアーに参加予定だったのですが、なんとラッキーなことに、イスタンブルの日本語ガイド、セルマン君がたまたま翌日から韓国人ツアーとカッパドキアを回る予定だったので、1日予定を繰り上げて来てくれたんだそうです。なので、私たちは、現地英語ツアー代で、ほぼプライベートの日本語ガイドをつけてもらったわけ。

※後でわかったことなんですが、実はセルマン君とは以前、仕入先のお店で会っていたんです。もうずいぶん前のことで、私もすぐにはわからなかったのですが…。そんなこともあって、同世代の彼らとはすぐに意気投合。

さて、まずはラクダ型の岩で有名な『デレベント・バレー』へ。昨日は、夕暮れの中でみた薄ぼんやりとした姿ではなく、朝の光の中で見る奇岩は迫力満点。さっそくラクダ岩近くまで坂を登ったり降りたりして近づくと、思っていたより岩が大きいことにびっくり。それに、地域一帯どこまでもぽこぽことキノコ岩が生えて(?)いるのにも驚きです。
tour39.jpg
それにしても、朝だというのに日差しが強烈!昨日までいたサフランボルは、まだまだ肌寒かったのに、ここではもう日のあたるところでは暑くて上着が要らないぐらい。
     ゼルヴェ野外博物館→

さて、お次は『ゼルヴェ野外博物館』へ。
博物館といってもかなりの奥行きの1つの谷間そのものを、見学者が歩いてまわるだけという感じのところです。
途中、道らしき道が雑草にふさがっていたりして、ちょっと探検気分。
tour40.jpg
↑昔の人はこういう景色を窓から見ていたんですね。(ゼルヴェの住居跡)
実はこの谷間、50年ぐらい前まで、実際に奇岩を掘って住居にし、人が住んでいたという集落跡で、あちこちに住居後の洞窟や、窓が掘られています。
奇岩は火山灰の堆積層なので、岩自体が柔らかく、洞窟などを掘るのにちょうどよかったんですね。
平地に小屋を建てるより、岩を掘った方が、簡単に家ができたというわけです。
我々はちょうど谷間の真中ぐらいまで来て引き返しました。

ゼルヴェを後にした私たちはシメジ型奇岩が生える『パシャバー』地区へ。
ここは他とは違って、平らな地面ににょきにょきとシメジくんが生えています。シメジの中に登ったりもできるのですが、内部は2階建てや3階建てになっていて、小さな教会もありました。

tour34.jpgここでちょっと辟易するのがお土産屋さんの青いビニールシート。奇岩を遠目に眺めると、どうしても青いシートが目に入ってしまうんですよね…。

でも、お土産やさんにはカッパドキアの奇岩型の置物や、奇岩型ボトルのカッパドキアワインなんかも売られていたので、みやげ物を見るのは面白いんですけどネ。
パシャバーのシメジたち。 →
そうそう、シメジのふもとにはラクダもいました。いくらか払うと写真を撮ったり乗ったり出来るんだそうですヨ。

tour44.jpgさて、そろそろお昼!カッパドキア地方にある『アワノス』という陶器で有名な町の洞窟レストランでランチ。
トルコの陶器といえば、やっぱりイズニック~キュタフヤの白地に青系の彩色のものが有名ですが、こちらアワノスの陶器は地元の赤い土を使った素焼きもの(→写真)。こちらもなかなか素朴でいい感じなのですが、途中寄った陶器工房では、やっぱりお土産用にはブルーの陶器が受けるのか、大半がキュタフヤと同じような陶器が売られていました。中に、赤い土のもので古代王国『ヒッタイト』のデザインを思わせるものがあって、欲しい~と思ったのですが、作家ものということで小さな壷が2-3万円ぐらいと聞いてあっさり断念…。
ちなみにこの赤い土ですが、主に近くを流れる『クズルウルマック』(その名も赤い河)で採れるそうです。
※ちょっと脱線しますが、この赤い河はトルコ最長の川で、マンガ『天は赤い河のほとり』の赤い河のことだそうです。

さあ、カッパドキアの奇岩地帯にはまだまだ見所があります!
tour43.jpgお次は『ウチュヒサール』。3つの要塞、という意味の名を持つカッパドキアのランドマーク。これも自然の奇岩をくりぬいて作った塔・要塞です。階段を登って岩山の頂上に上ると、ギョレメの奇岩群はもちろん、遠くまで見渡せます。上から見ると、カッパドキアの岩や地面の色も、黄色っぽいところやピンクがかったところなど、あって、なかなかの眺め。
↑ウチュヒサール
↓ウチュヒサールからの眺め

 奇岩群の最後はこの地方で一番の見所、『ギョレメ野外博物館』。ここはしっかりと整備された野外博物館で、大小さまざまな洞窟教会跡では、昔の人が描いた聖書の一場面の壁画が見られます。よく、教会が多いのは、昔の人々の信心深さだから、と言われますが、実はセルマン君によるとそれは後世の人が考えた美談。昔も今も事情は同じで、教会に対しては税の減免などがあったため、みんな競って教会を作ったのだとか…。
そんなわけで、壁画は本当に素朴なものから、素晴らしいものまで様々。でも、聖書の世界を知らないと、色々描かれている場面を説明されても良くわからなくって、ちょっと残念…。

 そろそろ日も傾いて来ましたが、最後の訪問先は、カッパドキアのワイナリー『Turasan Winary』。ワインテイスティングが出来る、ということだったのですが、少人数のせいか、赤・白2種類ぐらいの安いワインしか試させてもらえませんでした。1本2-300円と本当に安いのですが、味はそれなり。ワイン買って飲むぞ~と意気込んでいた我らも、『どうする?』と躊躇してしまいました。すると、ガイドのセルマン君、1本買ってプレゼントしてくれました。わ~い、いい奴。

ワイナリーを出るとちょうど6時。まだまだ日が沈むには間があるのですが『今日はここまで~』と言われ、『ええ~、もう終わりなの~?』とブーイングすると、『じゃ、デルベシュ君の経営する洞窟ペンションに泊まってるから、遊びに来るか?』と誘ってもらい、『わ~い』と遊びに行くことになりました。
デルベシュ君のペンションは、カッパドキアの中心『ギョレメ』村のオトガル(バス停)から約5分。そこでセルマン君の部屋を見せてもらったりして、お茶を飲んでいると、セルマン君に『買い物に行こう!』と言われ、土産物屋でも行くのかな~?と付いていくと、町の食料品店へ。一緒に飲もう!とワインを選んでくれました。
そこで我々が購入したのはTurasanの91年ものの赤。ちょっと高めで1000円ぐらい。一緒におつまみにピスタチオ、アーモンド、塩つきピーナッツ、ポテトチップスを買い込んで、ペンションへ。
いざ!酒盛り(?)開始~。この91年ものがおいしかった~。Turasanも、こういうのテイスティングさせて欲しかったな。

昼間はあんなに暑かったカッパドキアも、日が暮れると急に寒くなってきて、それまで飲んでいたテラスから、部屋の中に入ろうとすると、忙しそうに残った仕事をしていたデルベシュ君が、暖炉に灯を点けてくれました。
その後、仕事を終えたデルベシュ君も合流し、トルコ語と日本語と英語が混ざり合う中、なぜか『日土』心理テスト合戦(?)を交え、楽しく夜は更けてゆきました。そういえば、デルベシュ君には晩ご飯まで出してもらってしまったなあ…。感謝。
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テーマ : トルコ - ジャンル : 海外情報

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